部屋の中まで香ります2012/10/16 20:37

 今日は学年を越えての「縦割り保育」で、多くの部屋のパーティションが開けられ、普段は一緒に過ごさない子達の交流がたくさん見られました。そんな中、ことり組さんに入ると、ふわぁっと金木犀の香りがしてきました。すぐ外に植えてあるので、風向きによって運ばれてくるのですね。うっとりするような甘い香り。子ども達もきっと気づいたことでしょう。
 ところで、子ども達の匂いに関する語彙は、どの位あるのでしょうか。以前お線香の匂いがして「くさい」と言っていた子がいました。確かに物が燃える時の匂いの一つですが、不快なものとして捉えたのかしら…と思うと、少し心配です。動物の嗅覚は、腐敗などの危険を察知するために発達したのだろうと思いますが、感覚として未分化なのか、語彙が少ないだけなのか。どうなのでしょうか。子ども達には、少なくとも「おいしそう!」な匂いをたくさん経験させてあげたいですね。