名のある遊び・名のない遊び2013/05/30 12:53

ハンカチ落とし。誰に落とすか、迷っちゃう…
 今日は朝から雨が降っているので、活動は園舎内に限られます。そんな中、年中組さんで「ハンカチおとし」をしていました。「遊び」の分類というか考え方は色々あるのですが、私が気に入っているのは「名のある遊び・名のない遊び」というものです。「敢えて名前を付ければ○○ごっこ」とか「とにかくこんな感じ・これをやっている」というのは、きっと「名のない遊び」でしょう。子ども達を見ていると、この「名のない遊び」をしている事も多いですよね。もちろん、遊びに名前を「勝手に」付けたのは大人なのですけれど。
 さて、「ハンカチおとし」というように、「名のある遊び」は、詰まるところ「ルールがあり、お互いが守る」ことで成立する遊びです。ルールを決めた人を含め、全員が守ることでお互いが対等になる、という経験です。「法の下の平等」というと大袈裟ですが、ここに通底しているのだろうな、と思います。
 子どもと何某かの「約束」をしている親御さんも多いと思いますが、「お互いに守る」というものでなければ「実質としては命令」になっていますので、親の側に「これはルール。自分も縛られる」なのか「これは実は命令」なのか、自覚していることが大切なのだろうと思います。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック