ある日突然2007/10/11 18:50

運動会が終わって、ほっと一息。気がついてみれば金木犀の大開花。園庭にずらっと並んでいるものも、近くの坂道の下にあるものも、町中至る所で、オレンジ色の小さな花と良い香り。一斉に咲くのが見事というよりない。 私が大人になってから気づいたのは、大きな池の方にある一本だった。「あら、甘い匂い」と思っていたが「トイレの芳香剤」が先に頭に浮かんだのは、我ながら少し淋しい。大塚公園にもあるので、年によっては運動会練習期間に咲くけれども、今年は少し遅いようだ。 これだけあれば流石に子ども達も気づくだろう…と思うけれど、子ども達を捕まえては「これ、金木犀だよ。いい香りだね」と鼻を押しつけている。トイレで嗅ぐ前に、本物に触れさせたくて。 鉄棒裏のタテハ蝶は、まだ幼虫が見つかる。いったい何匹孵っているのだろう。大量発生はやはり、天候のなせる業か。