お誕生日会で感じること2012/09/15 18:13

 今日は9月開催のお誕生日会。学期が始まって僅かの間に色々仕上げるものがあって、なかなか慌ただしい準備期間しか取れず、皆様にはご迷惑おかけしたと思います。
 さて、写真も何とか揃い、歌もだいぶ慣れて歌えるようになりました。そして、普段使っていない部屋からは、お母さんの合唱が響いていました。その熱気は外を歩いているだけで十分感じられる程で、本番を楽しみにしていました。
 そして、本番。子ども達も舞台に上がって緊張しつつも、お誕生日のお花を胸に付けてもらって誇らしげな表情を見せてくれました。それから、お母さん方からの歌のプレゼント。一クラスの人数が多いということは、当然お母さんも多いということです。詰めつめで、しかもギリギリに舞台に乗っていただきました。
 そうして、歌を聴いていると確かに感じるのです、子ども達を大切にしているという思いを。どの曲だから、という訳ではなく。何によるものなのかは分かりませんが、確実に伝わるのです、子どもを大切にしている想いが。
 以前は、装飾というか小道具の使用が自由だったので、そこに凝っていた時期もありました。それも「子ども達に喜んでもらいたい」という気持ちだったことに間違いないのですが、モノに目がいってしまっていた部分があったのも確かでした。
「いつか子どもたちが再びこの歌を聴いたとき、”あれ、聞いたことあるぞ”と思って欲しいんです。」と、お母さんが話していました。そう、今日明日の暮らしだけでなく、「いつの日か」のためにたくさん種をまいておく。歌が「お母さん達が、私たちを想って、歌ってくれていたんだなぁ」という感覚まで、きっと思い出させてくれるのではないかと思います。本当にありがたいことです。練習の日程を決めたりするのは現代にあっては相当大変な事と思います。しかし、その分も含め、子どもに残る事も多いはずだと思います。