謹賀新年2007/01/01 12:00

今日はさすがに町も静かです。建築の仕事も30日で終わり、現場にも門松が飾られています。今日はお寺へのお参りの方は多いのですが、幼稚園は静か。昨晩は除夜の鐘にも行かず、静かに休みました。前は増上寺だの伝通院だのへ行っていたのだけれど、まぁそういうお年頃なんでしょうね…。子ども達が大きくなれば一緒に行ったりもするんだろうけれど。 大晦日に大きなお寺に行くと、若者若者若者…平日は相当閑散としているのと対照的です。みなさん、お願いをするのはいいけれど、お礼も忘れずにね。と坊さんチックに言ってみたりする。 ともあれ皆様、今年も学びの多い1年になりますように。

歩いてきましたぁ!2007/01/07 21:49

もうすぐ冬休みも終わり。私の休みも終わりに近づいているという事です。 今日は家族でお台場へ行ってきました。勿論歩きで!! でも、歩いたのは実際、増上寺からアクアシティまで。今日のメイントピックは「レインボーブリッジを歩いて渡ろうぜ!」だったのです。増上寺で初詣をして、末娘を背負ってスタート(増上寺までは地下鉄です。念のため)。去年は大したこと無かったのに、今年は重いおもい。2時20分に増上寺を出、橋の麓に着いたのは15時15分ごろ。そこから2km弱でお台場。着いたのは4時ごろ。海岸にカニが居たのも驚きだったけれど、休憩を一度もとらなかったのも驚いた。みんなでソフトクリームを食べ、ポップコーンを食べ、ハンバーガーを食べ、ゆりかもめで帰った。本当にあっという間に汐留まで戻ってしまったけれど、車窓からちらちら見える景色に、「あぁ通ったね」と感慨深げ。最後の大江戸線は私が一番疲れていた。今度は歩いてくれ、末娘よ。

昔話2007/01/15 12:06

今日は新年はじめての「お参り」だった。冬の定番のお話しというと、「かさ地蔵」が浮かぶけれど、今日は「鶴の恩返し」にしてみた。 例によってバリエーションがとても多いのだけれど、「よひょう」の奥さんになるのは1949年に戯曲作家の木下順二が発表した「夕鶴」という物語で、私の原典もここにあるような気がする。が一応調べたところ、お爺さんとお婆さんのバージョンもあるようだ。 さてポイントはどこにしようか。「わな」だ。通常、鶴は出の最初から罠にかかっているのだが、その場面から演じた。何の気ナシに気づかずに罠に掛かる、これはイヤだと子どもにも感じて欲しかった。 比較的前の方の、このシーンがうまくいって、最後まで子ども達は静かに話を聞く事が出来た。 「約束を破りましたね」でドキっとする子ども達の顔を思い出すと、次は何にしようかなと、楽しみになってくる。

『祖国とは国語』2007/01/23 21:32

昨年のベストセラー『国家の品格』を著された藤原正彦さんが、それ以前に書かれた本です。何気ない時間つぶしと思って購入したのですが、(そういう時はタイトル勝負ですね!)非常に刺激になりました。「まず豊かな日本語を」というのは、漠然として持っている想いだったのですが、それを明確な形で示してあったのです。どんな言葉を使うか、が集団を形作るというのは、スケールを相当小さくしても通用する話で、いわゆる「高校生言葉」とか「家族内言葉」とかも原理は同じと考えられます。そして明らかに!「幼稚園言葉」もあると思います。それが良いのか悪いのか…は更に考えていかなければならないのですが、少なくとも「気づいた」ことは出発点ですから。 「幼稚園時代は人生の基本を作ります』と言うのならば、言葉の指導は避けて通れないのは明らかです。

大詰め2007/01/29 18:18

幼稚園の改築工事も、いよいよ大詰めとなって参りました。予定では1月末引き渡しだったのですが… いまだその目を見ておりません。何でも、職人さんが引っ張りだこで、なかなか思うように進まないんだそうです。今の職人さんはとても細分化されていて、一つの仕事を担当する方が来ないと、次が続々と…しわ寄せ…されてしまうんだそうです。だから切り盛りする監督さんも大変。 でも感心する事が2つ。職人さんって、お互いを「ボード屋さん」「クロス屋さん」って、必ず「さん」付けで呼ぶんですね。お互い協力して作り上げるって感覚があって、とても素敵だと思います。もう一つは監督さん。職人さんが終わったあと、毎日遅くまで掃除をしているんです。まぁ本来は職人さんがするんでしょうけれど、「翌朝、オッ頑張ろうって気持ちになってくれるんスよね:と言いながら、黙々と… 素晴らしいです。子ども達、もう少し待っててね!素敵なホールでお遊戯会、園舎での生活はもうすぐだよ!