昔話2007/01/15 12:06

今日は新年はじめての「お参り」だった。冬の定番のお話しというと、「かさ地蔵」が浮かぶけれど、今日は「鶴の恩返し」にしてみた。 例によってバリエーションがとても多いのだけれど、「よひょう」の奥さんになるのは1949年に戯曲作家の木下順二が発表した「夕鶴」という物語で、私の原典もここにあるような気がする。が一応調べたところ、お爺さんとお婆さんのバージョンもあるようだ。 さてポイントはどこにしようか。「わな」だ。通常、鶴は出の最初から罠にかかっているのだが、その場面から演じた。何の気ナシに気づかずに罠に掛かる、これはイヤだと子どもにも感じて欲しかった。 比較的前の方の、このシーンがうまくいって、最後まで子ども達は静かに話を聞く事が出来た。 「約束を破りましたね」でドキっとする子ども達の顔を思い出すと、次は何にしようかなと、楽しみになってくる。

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