霜柱2010/01/01 09:39

 晴れの日が続いても、ある程度は見られる。結構広い。踏むとバリバリ折れる。幼稚園だと、お墓の日陰にある。  最近なかなか見られない。それは霜柱。元旦から3日間は朝、お墓参りに行くのですが、毎年決まったエリアが一帯、霜柱畑(?)になっているのです。バリバリと踏んで喜ぶ園長、今年41歳です。早く立春にならないかした。本厄があと約1ヶ月。おとなしく過ごそう。

俳句の追加2010/01/07 12:42

いよいよ明日から3学期です!先生方は朝から、子ども達を迎えるための準備で大わらわです。さて、そんな中、「俳句が足りない!」という話が担任からあがりました。年間で50句、予め用意しているのですが順調に進んでいるので足りないと。

 通常は、小林一茶や松尾芭蕉から出すのですが、今回はそれに留まらず色々と見ていきました。で採用されたものは「学年だより」を楽しみにしていただくとして、惜しくも不採用のものをここに揚げておきます。

ばりばりと 氷踏みけり 谷の道(夏目漱石)

いくたびも 雪の深さを たずねけり(正岡子規)

冬蜂の 死にどころなく 歩きけり(村上鬼城)

「冬蜂の」は私としては冬のもの悲しさが出ていて好きなのですが、不採用と至りました。で結構、食べ物系が採用されています。お楽しみに!

小さな「ありがとう」を2010/01/12 11:23

先ほど、たんぽぽぐみさんで新年のご挨拶をしてきました。その後子ども達は、お母さんまでお手紙を郵便屋さん。すると!先生から素敵なプレゼントがありました。おはようブックを入れるカバンです。幼稚園のお兄さん・お姉さんたちと同じように、肩からかけられ、デザイン自由。見分けが付くようにオリジナリティ重視で。毎年いくつものカバンを見ていますが、それぞれの個性がしっかり表れていて、それをコレクションするだけでニコニコしてしまいそうな物に仕上がっていきます。

 さて、そんな中で、先生に1人ひとり渡されるカバンを受け取る時「ありがとう」を自然に言える子がいます。素晴らしい。お母さんに促されて「ありがとう」を言える子がいます。また素晴らしい。「はい、どうぞ」「ありがとう」そんな小さなやり取りが生まれる。この気軽さが大事だと思うのです。小さなことでもありがとう。小さな事でもごめんなさい。

 私自身も含め、大人もね。

賑やかに2010/01/14 19:39

 先日から、年長組の廊下には色んな楽器が並んでいます。鉄琴・シンバル・太鼓。そして新しい木琴もあります。来月のお遊戯会に向け、子ども達が自分の希望する楽器を決めるためなのです。子ども達は楽器が好きですね。鳴らし方も難しくありませんし、それぞれ特徴があります。鍵盤の心得がある子もいるようで、朝は園庭にいても賑やかな音が聞こえてきます。気のせいなのかも知れませんが、子ども達のワクワクと高揚した気持ちが、音に乗っているように感じます。これから約1ヶ月、時には強い指導もあるかも知れませんが、全員が心を一つにして、一つの曲をみんなに聞かせる感動を、ぜひ作り上げて欲しいと思います。

お誕生日会 ありがとうございます2010/01/16 11:58

今日はお誕生日会。小春日和の中、多くのお客様にお越しいただきました。そして子ども達の声に、歌に耳を傾けていただき、たくさんの拍手をいただきました。「幼稚園で、みんなのお誕生日会」という趣旨をよくご理解いただき、ご協力下さいましたこと、篤く御礼申し上げます。

 今日の年長組のうたの一つ、「はじめの一歩」は、ちょっとお涙頂戴なのかも知れませんが(私も乗せられているのかも知れませんが)大好きな曲です。何というか、「子どもが歌って大人に聴かせる曲」というコンセプトのような気がして。まぁ、きっとその分「大人が一緒に歌っても恥ずかしくない曲」なのでしょうけれども。 思えば、保護者の方々にとって、季節の歌(月の歌)を聞くチャンスは1度きり、2ヶ月に1度のお誕生日会なのです。子ども達の元気な姿、一生懸命な姿を、一番の舞台に載せてあげたいと思います。

あ、金柑…2010/01/18 15:12

小さなお池の近くには、金柑の木があって、今まさに実が色づいてきています。これは不思議な木で、実がなる時期が一定しておらず、実が全部なくなると新しい花が咲く(というのが私の観察結果です。違っていたらどなたか教えて下さい)ものです。それが冬休みを経て、今ちょうど食べ頃の入り口、といった所です。 今日は早速年長組さんが「食べて良いですか」と聞きに来ました。多分、毎日チェックしていたのでしょう。「いいよ。でも落ちているのはダメだよ」と応えました。  …おいしかったかな?明日にでも聞いてみましょう。

近くも遠くも2010/01/19 11:13

幼稚園では目下、来月のお遊戯会に向けての練習が始まっています。年少さんのお遊戯・年中さんの歌と音楽劇、そして年長さんの楽隊(個別練習)。いま職員室には年少組の元気な音楽と先生のよく通る声が聞こえてきています。 しかし実はお遊戯会一色ではなく、一日いちにちの活動の中にも色々と光る物が見られます。ドッチボールはほぼ完全に子どもだけで運営できるようになりました。寒い中でも元気に走る子どもが多いです。また、一輪車(補助付き!)が入ったことで、乗っている姿も多く見られます。そして、鉄棒では逆上がりに挑戦する姿も。園だより1月号の「かるた」は、年長組に掲げられた「今年の目標」の一部です。何らかの意志を持って一日を過ごす、一月を過ごす。これはとても大事であるけれど、同時に「今日ならでは」のイイコトにも、気づくようにしたいですね。

慣らし保育2010/01/21 13:48

今日から慣らし保育が始まりました。新学期になる4月をめざし、子ども達にも親御さん方にも、幼稚園に慣れていただきたい、というのが趣旨です。第1回のテーマは「出会い」。お母さんと一緒に登園し、新しくお友達と出会い、お母さん方にとっても新しい出会いをしていただきました。新入園児保護者会でもお話しましたが、お母さん方がお互い顔見知りであるとか、仲がよい事は、平時よりも何か起こった時のセーフティネットとしても大切です。子どもが味わっているであろう(に近い)ドキドキを、お母さん方も味わっていただいたかも知れません。今回と第2回はお母さんと一緒ですが、第3回には(暫く)別々に過ごす時間もあります。どうなるかしら。 ともあれ、入園に向けて期待が持てるように、進めていきたいと思います。ご質問などは随時受け付けていますので、どうぞお気軽にご連絡下さい。

暖かい日が続き2010/01/26 14:50

ここ数日、ポカポカと言ってよい日が続き、子ども達も活発に園庭で走り回る姿が見られます。クラス会でもお話したと思いますが、子ども達は「暖かいから外で遊ぼう」とも言い、「寒いから外で走って遊ぼう」とも言います。要するにどっちでも「外で遊ぶ」のが結論なのですが、大人であれば「寒いから外へは行かない」という展開しか思いつかないのではないでしょうか。子ども達が、自らの経験の中から「走ることで身体が温まる」ことを知っているのは、とても頼もしいことだと思います。身体を温める方法を沢山知っている。それは「生きる力の大きさ」と比例している事だと思います。