日の出を見に行こう!2008/01/04 12:53

 昨日から「キャンセル出ましたので」ということで海岸近くの宿に泊まることができた。目的はズバリ「日の出を見ること」。文京区からはほぼ望めないし、東京タワーや池袋サンシャインは1日のみ早朝営業だから、日の出を見るには「早起きして車で出かけて…」と考えていると、それだけで「うーむ、難しいな」となってしまう。 ほぼ見渡す限りの水平線。最近読んだ『地平線の見えるところ』(長新太)ではないが、本当に「地球って丸いんだなぁ」と感じさせる風景だった。 朝6時に起きて、30分ごろには海岸へ。もう夜は白々と明けてきていたが、まだ太陽は見えない。待つこと10分、20分。低い雲の端っこがオレンジ色になったと思ったら、眩しい光がまっすぐに刺してきた。 おお、枕草子の世界だ。実は春の「あけぼの」と冬の「つとめて」の区別がよく分からないけれど、とにかく4つの季節のうち、2つを「朝」にもってくることからしても、やっぱり朝は嬉しいものだ。 宿に戻る背中が、日を浴びて温かい気がしたのも、まんざらでもなかった。

猫が二匹で「ニャーやミー」2008/01/11 12:08

 毎年冬になると、朝、真っ白な鳥がやってくる。殆どの人はまだ、夢の中だ。優雅に飛んできて…そして、金魚を狙っている。 今年も来ております。上空から見るとキラキラ光ってよく目立つんだそうですね池は。お陰で(生き残った)金魚はすっかり警戒モード。滅多に見られなくなってしまいました。 そして池には今日も「入ってはいけません」の石板と虎ロープが張られています。 さてこのロープ。どうしようか。  根本的に、新しい池なので、周りに植わっているサザンカも、みんな植えたばかりです。それゆえ、根が充分はっていない。踏まれるのは避けたい、というのが「入っては」につながっています。 園庭の「白い砂」。7月の大雨の時に気づいたのですが、あの砂には草が生えない(にくい)薬が使ってあり、それが池に入ると生物を脅かすのです。(貝やメダカが殆ど死んでしまいました)それも「入っては」に繋がっています。あと当然「落ちた〜!」の問題。これも「入っては…」に繋がります。 でも!きっと子どもは「行ってみたい!」と思っているんだろうな。水の冷たさを直に感じさせたいな。 でも「入ってはいけません」の問題が解決しないと…と悩んでおります。 今朝はウグイスが2羽、銀杏の枝で遊んでいました。彼らが上手に啼ける頃には、何か結論を出さなくてはならないと考えています。

お誕生日会の演し物2008/01/18 18:28

年間6回のお誕生日会のうち、1回は園長家が演し物を担当することになっています。明日の「12/1月」分は、まさにそれにあたっており、現在演し物を制作中です。 人手が多いとはいえないので、好きなものを組み合わせてセコセコと…。今回は、最近手に入れた絵本をネタに、お誕生日会用に上映します。(少しだけ)お楽しみに!  はさておいて、お誕生日の子たちの写真を撮っていると、本当に成長したなぁ、お兄さん・お姉さんになったなぁ、と感じることが多くあります。年少・中・長の写真を組にしてフレームに入れて飾ったら、結構見応えのあるものになるのではないかしら、と思います。 そういえば、私自身の古いアルバムに、3歳、4歳、5歳の写真が並べて貼ってあり、(それ自身は、「あまり変化ないなぁ」というのが感想なのですが)何となく親の思いを感じたりします。

大村はま先生の2008/01/19 18:18

恥ずかしながら、大村先生の実践についての記録に、初めて触れた。しかし視点は恐らくユニークな「教え子と教師が語り合う」というもの。(『教えることの復権』ちくま新書)もちろん世代が違う訳だから、共著にしても珍しいのだろうけれど、「元教え子」と教育について話す、というのはもしかしたら少し恥ずかしいかも、と思っていた。しかし(当然ながら)そのような姿は全くなく、懐かしみはあっても対等に話されている様子に、偉大さを感じた。「中学生は大人になる時代だから」と「話しは一度で聞きなさい」(もちろん、一度で分かるように話すという大人の責任を負って)。「聞き直すときは、「すみません」をつけなさい」など、変に子ども扱いしない緊張感があったことが書かれていて、印象的だった。相手をどのようなものとして扱うか。そのこと自体が育てていく、というのは改めてずしりとした重みのある教育観だった。 もっと機会を見つけて読んでみよう。

おはなしぱたぽん2008/01/30 21:58

今日の「お話し会」、お子さんたちは家に帰って何かお話しされたでしょうか。NPO法人なのですが、実際私も少し関わりのある所です。みなさん図書館歴が長く、子ども向けの読み聞かせ会は何度も行ってきたようです。幼稚園で、という形は初めてだったそうですが、子ども達が「とても良く耳を傾けて聞いてくれた」と、喜んでいました。今後も幼稚園での活動を考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。