絵本の紹介#22008/08/17 16:23

ご本の紹介 第2弾です!綺麗な絵に釘付けです! 「ハンダのびっくりプレゼント」  アイリーン・ブラウン/作 福本友美子/訳  光村教育図書 1470円 地球上にはいろんな地域や国があります。日本からは想像もできない子どもたちの暮らしがあります。 とはいえ子どもたちはどこにいても楽しみをみつける天才。ワンダと仲良しのアケヨはケニアに住むルオ族のかわいらしい女の子。南国のフルーツと動物とが意外なサプライズを呼び起こします。絵はリアルで色彩は美しく、豊かな実りを誇るアフリカの空気が感じられます。

うぅ残念…2008/08/20 20:04

 通りから見えていたスイカですが、枯らしてしまいました…残念です。それにしても、食べ物(野菜)を得ることの大変さ、時間のかかることを、改めて実感しました。「即・素早く」に価値をおく事の多い現代ですが、それは生活の中の一部にしか適用できないことであって、自然については全てが「ゆっくり・じっくり」が当たり前であることを、見せて貰った気がします。 一方、稲は概ね順調です。「実るほど頭を垂れる 稲穂かな」になってきました。これからは、風で倒れないよう心配していきます。 子ども達に見て貰うのが楽しみです。

日光の三猿2008/08/22 09:35

私達にとっての「夏休み」は、もちろん「お楽しみ!」の期間でもありますが、同時に「普段では経験できないことを味わう」時でもあります(子どもと同じですね)。私は今年、恐らく小学校以来の日光へ行ってきました。定番の東照宮…神厩舎の三猿を子どもに見せておりましたら、「他の猿は何をしているの?」との質問。あっ。確かに知らない。という訳で調べてみました。 三猿は、8つの場面の3番目に出てくるのですが、それは子どもの成長を描いたものだそうです。母ザルの膝の中から、独り立ちし、親になっていくストーリーが描かれています。そして第3場面は、「子どものときは悪いことを見ザル・言わザル・聞かザル」なのだそうです。「誰が何を」を補うと、ぐっと現実味が出てきますね。 実際の世の中は、楽しい事ばかりではない。綺麗なことばかりではない。悪いこともある。でも子どものうちは、それに触れないようにする。子どもとは、まだ善悪の区別がついていない年頃。周りにあるもの全てを良しとして受け取るということを、しっかりふまえているのでしょう。(参考;日光観光協会)

映画を見てきました…!2008/08/31 17:00

遅ればせながら、「崖の上のポニョ」を見てきました。ふっと時間が空いたので、川崎の駅前で映画館に入ったのです。 この年で男ひとりというのは、ちょっと辛いものがありましたが…。さて、ストーリーを晒す野暮は置いておいて、「これ!」といったストーリー的盛り上がりでない部分で、結構感動していました。さして煮詰まってもいないが、ちょっと光が射してきたようなシーンとか。 で後になって気づいたのですが、全編全員、声が優しい。テレビコマーシャルになっている「僕が守ってあげるからね」も、子どもの持つ自然な優しさが表れている気がします。 みんなそれぞれに寂しさも抱えており、きっとそれ故に「優しく」なっているのだと思います。 幼稚園でも、この「本来的に持っている子どもの優しさ」をしっかり見いだし、守り育んでいきたいと思いました。あれこれ批評する必要はないけれど、見ると幸せになる映画と言えるでしょう。