お天気には勝てず…2009/07/02 12:15

昨日から7月に入り、予定では「プールでの水遊び中心!」の筈なのですが、お天気が芳しくなく、なかなか実行できていません。子ども達は「その分!」とでも言うように色々な活動に取り組んでいます。幸い(?)時間には余裕があるので、かなり「思いっきり歌ったり」、「思いっきり体を動かしたり」はできているようです。今日は、プール遊びに向け、おもちゃ作りをしている学年が多かったです。願わくば、それらが大活躍する日々が早く来ますように!

お母さんからの詩2009/07/05 19:59

今日のお誕生日会で紹介させてもらった本は、私も最近知ったのですが、音楽の「エイベックス」グループで出しているもので、約10年前に活動が始まったそうです。私たち職員は、もちろんプロとして勉強・研究をしながら仕事として子ども達と関わっていますが、子どもの「人生に関わる」という事は、勉強ではすまない、個々の経験というものに立脚している部分が大きく、何事もよく知っていなければならないと思います。赤ちゃんが宿ったと知ったとき、胎動を感じたとき、出産が迫ったとき、産声を聞いたとき。1人ひとりの子どもが誕生した、その瞬間のお母さんの気持ちは、どんなものなのか。究極的には経験しなければ分からないのでしょうけれど、少しでもそれを知っていたい。ご本人にも想い出して欲しい。そんな思いでご紹介いたしました。 幼稚園でも、それぞれの子どもの門出…幼稚園への入園時の姿を原点として、1人ひとりの成長を見つめていきたいと思います。

ラッキー2009/07/07 19:01

もう何10年と、「ツイてる」とかそうでないとか、あまり気にしていなかったけれど、人間の運気には確かに波というか固まりがあるようで、良いスパイラルとか悪いサイクルというものが、やはりあると感じるようになってきました。 「どうにもならない!」とお互いギスギスしている時に、「仕方ない」と言うと、電話がかかってきて環境が変わり、セーフになってしまったり、モタモタしていて出かけるのが遅くなったら、うっかり忘れていた来客があったり。自分の力の及ばない所での変化によって助かると、本当に「ラッキー」と思います。 けれどもこれは、「これは本当に、ラッキーと言っていいことなのか?」という吟味を経てからでなければならないと思います。雨が降らなかったのはラッキー。だけれど電車で席を譲って貰ったのはラッキーではなく感謝すべき事。自分の周りが、言わずままに環境を作ってくれているのであれば、その事に気づかなければならないと思います。「たまたま」うまく行ったのか、「誰かの配慮のお陰で」うまくいったのか。それを見落としてはならないと思うのです。もしも、何でもかんでも「ラッキー」に見えていたら、その時はきっと「誰かへの感謝」を見落としている。そう自戒していかなければならないと思います。

ありがとうございます2009/07/08 22:52

本日は、多くのお母様方にお手伝い・見学をいただきまして、本当にありがとうございました。ベストとは言えない天候ではありましたが、多くの保護者の皆様にご協力いただき、最後は小雨の中でしたが、子ども達が素早く室内に戻り、降園することができました。明日以降も、予報はあまり芳しくありません。しかし今日の皆さんの子ども達を見る「良かったね…」という暖かい目を心に、これからも可能な限りプールに入れてあげたいと思います。 なお、明日・明後日は行事日ですのでプールはありません。お天気がどうなるかは一時忘れ、お話をきっちり練り上げたいと思います。

七夕の集い2009/07/09 09:51

幼稚園では、今日が七夕の集い。7日の天気がどうにも良かったので、臨時措置で水遊びに変更したのが廻ってきたものです。幼稚園では行事ごとに「その目的の明確化・共有」を目的とした確認シートがあります。全体としてのねらいは、「長い時間かけてものを仕上げる経験(笹飾り)」、「他人の幸せを願う優しさを知る」、「自分なりの願いを持ち、表現する」などがあります。年1回しか会えないというのは、今時で言えば「長距離恋愛」でしょうか。「せめてそれが楽しい時間になるように」と、他人の幸せを願えるのは、自分が幸せだからこそ…あるいは幸せになる道なのだろうと思います。同時に、「仕事をサボったことによる罰」というのも示唆的だと思います。人間は仕事…社会の一員として…何らかの価値を持つ。それに気づくことが人生の一大事だ、とはよく言われることですが、それぞれ立派な仕事をしていた2人が、それでも「2人の時間を優先」してしまう。今で言うところの、ワークライフバランスの問題なのですね、七夕。 ちなみに、七夕の語源は「棚機」で、自分の作品というか仕事の成果を掲げるというニュアンスがあるそうで、「七」を「たな」と読むわけではないとの事です。

1学期の終わりを迎えて2009/07/17 08:54

今日で、幼稚園の1学期はおしまいです。毎年ながら、たくさんのドラマのあった3ヶ月半でした。賑やかな入園式を終え、不安を残しながらも、毎朝お母さんと一緒の登園…離れる時は少し悲しくなってしまうけれど、お部屋に行けば先生がいる、お友達がいる。思いを振り切るように部屋に入っていったこともあったでしょう。家庭とは違う幼稚園の「時間感覚」や「お約束」。特に年少さん達にとっては、「?何か違うぞ?」と「!そうか、分かった!」という事が沢山あったのではないかと思います。年中組はクラスの人数が大幅に増え、戸惑いもあったことと思います。年長組は、小さい子のクラスに入って色々と世話を焼いたり、畑の世話をしたりと、「自分たちの事」以上の活動を沢山してきました。 もしもお手元に「学年だより」がありますれば、ご覧頂きたいと思います。まとめて読むと、子ども達の変化もよく分かり、感慨ひとしお、といったところです。

キュウリがどどーん2009/07/21 12:03

3連休を終え、畑を見ると!おばけキュウリの大漁です。見ていると不思議なもので、雌の花ばかり付いているときと、雄の花ばかり付いている時があるのです。その後しばらくは、(1本の苗として 見ると)「大漁」か「さっぱり」という時期が来ます。でも、これは多分「種の多様性」のためではないかと思うのです、雄の花・雌の花が等分に付いたら、その実は自家受粉することになり、つまりバリエーションが広がらない。ある時期「雄ばかり」「雌ばかり」を過ごすことで、他の苗との交配ができるのではないか、そのための戦略ではないかと思うのです。そうして実を結んだキュウリ…3日間のお休みの間に、すっかり巨大化して棚が倒れそうになっています。自然の力とか戦略って、本当に「シンプルだけれど力強い」ものですね。

中間報告2009/07/21 19:29

今日は、怪しいお天気ではありましたが、お陰様で計画通りの活動をしております。ちょっと寒かったのですが、クラス別にお風呂にも入り、夕食もたくさん食べました。収穫したキュウリもおいしかったです。先ほど、盆踊りと花火大会が終わり、今行っているパネルシアターのあとは、「いよいよ」きもだめしです。例年、卒園式で「一番思いでに残った事」として挙げられるお泊まり会。いよいよクライマックスです。 お陰様で体調不良を訴える子もなく、みんな元気で過ごしています!