遠足の御礼2011/10/28 17:05

今日は、10月下旬と思えないほどの暖かさで、お芋掘りには絶好の一日でした(余談ですが、白山のK幼稚園さんとサービスエリアでお会いしました)。スモックでお芋を掘っても汗をかく程でもなく、走り回ると少し汗をかくけれど、のんびりとお弁当を食べることもできました。お芋も大きかったですね!10月にぐーんと大きくなるんだそうで、本当に何もかもバッチリという感じでした。年長組は今年も先生と子ども達で行きましたが、昨年のやり方に更に工夫を重ね、去年出た問題点もかなり解消されたと思います。そして、年少さんたちが「私達も、大きくなったらあんな風に、一人で掘るんだなぁ」という視線を向けていたのも、とても印象深かったです。最後にもお話ししましたが、「ご飯できたわよ」で初めて目にするのではなく、畑から見ているというのは、「真実を知る」という意味でも大切な事だと思います・写真を含めしゃがんだ姿勢の多い一日になってしまったと思いますが、「力を合わせて抜いたんだ!」とか「自分の力でやったんだ!」という達成感が、きっと一段をおいしいお芋にしてくれることでしょう。参加してくださったお父さん・お母さん方、本当にありがとうございました。

好きな事はやりたい事2011/10/31 12:30

 先日、本屋さんで何気なく手に取った本、『武田双雲にダマされろ』。これがなかなか面白かったです。やっぱり勢いのある人が書くと、読んでいても勢いがありますね。ちょっとハイになっている所もあるけれど、紆余曲折の人生を歩んでこられたのかな…という感じでした。そこで目にとまったのは「やることが、好きな事になれば幸せだよね」という話。そもそも好きな事ばかりではない人生ですが、「仕方ないから」とか「やらなきゃいけないから」という弱い肯定をして取り組むより、「やることが好きになる」方がずっと将来性がある訳です。そこで思い出すのが絵画の指導。その時々のねらいは色々あれど、共通しているのは「また、描きたいな」という思いで終わらせ(ようとしてい)るところ。「絵が好き」という本質ではないにせよ、「先生に見せたら喜んでくれた」「面白がってくれた」「気に入ってくれた」というのは、必ずやプラスに作用すると思うのです。考えてみれば、幼稚園で起きたことは「なるべく、良かったねというストーリーに持って行く」とう定石があります。このストーリーの集合体を、もしかしたら人生と呼ぶのかも知れません。一部分は辛い・怖いかも知れないけれど、トータルとして「良かったね」、これを忘れずに行きたいと思います。