保育参観御礼2012/11/12 12:15

 秋も深まってきました。もうじき、木々の葉も色づいてくると思います。さて、本日は保育参観の日。多くのお母さん方が、幼稚園での子どもの姿を見に来て下さっています。どの子も、「来てくれたかな?」という感じで少しソワソワとしていましたが、保育が始まると「それなりに」幼稚園の自分に切り替わっていきました。
 どの子も、お母さんに見て貰うということは意識しています。何か一つ成し遂げて、「お母さん、見てくれたかな?」。並んでいてフト、「お母さん、見てくれてるかな?」。見ている側も気が抜けないですね。でも、子ども達が問うてくれていると思えば、「お母さん、あなたの事を大切に思ってるわよ」というのをしっかり伝える機会なのかも知れません。
 自分(親)の知らない姿が、少しずつ増えていく。それが、この時期の成長という事なのかも知れません。でもそれは、淋しいことばかりではなくて、家族全体の成長でもあると捉えられるといいですね。

ほめ方3則2012/11/12 12:28

 先日、先生方が受けていた研修の一部ですが、「おおっ、これはイイコトを言っている!」と思ったので抜粋します。それは、「ほめ方のポイント」です(ベースは「行動分析」という学問)。
 まずタイミング。①望ましい行動の直後にほめる。これは1分以内がよいとされています、因みに。「これはいいな、またやろう」という経験(強化)になるかどうかは、この辺りがドンピシャのタイミングのようです。
 ②今までより、少しでもよい行動をしようとしている時(した時)にほめる。これは、普段から子どもの近くにいて見ていれば分かることが多いですね。ただ、①「すぐに」と「後でほめる」は、確かに効果が違います。
 ③してほしくない行動をしていない時(トラブルなく遊んでいる、など)にほめる。これは、なかなか難しいですね。きっかけが掴みにくいですし、あまり気に留めないからです。
 ということは!③ができるかどうかが、きっと「誉めるタイミング」の肝なのだろうと思います。