他業種に学ぶ2010/10/23 18:58

大袈裟なタイトルをつい、付けてしまいましたが…。じつは先日、九段にある有名ラーメン屋さんに食べに行きました。土日はよく店の前を通るので見ていたのですが、暫く改装していたようで、それが済んでいたこともあり、また珍しく行列もなかったので、入ってみたのです。お味は何というか、「自信のある味」という感じでした。繊細というか、そう、心配りされている感じなのです。そして「学んだ」のは!カウンターの向こうで麺を茹でていた人(多分チーフなのでしょう)が、盛りつけに回すときの笑顔!店員さんが運んで来る時の笑顔!うーん字にすると、そう書くしかないのですが「どうぞ、僕らの自慢のラーメンを楽しんでね!」という笑顔なのです。大袈裟でなく、でも土台がある。そんな印象でした。振り返ってこれは、私たちの保育(商売ではないのですが)にも当てはまることだなぁと思いました。一つひとつの活動には、みな狙いというか意味があります。そして、その根底には「この活動を楽しんでね!やってみてね!」という願い、それは「人生を楽しむ」事につながる願いがあります。けれどラーメン屋さんのように、それをいつも添えて子どもに提供しているかしら。子どもに伝わっているかしら。自らに問い続けなければならない事柄だと思いました。 ラーメンは、勿論おいしかったです。