砂場のチョコレート2011/02/24 13:56

 今日は年長組さんがお出掛けしてしまっているので、園内は何だか静かな雰囲気です。お天気のせいもあるかも知れません。そんな中、年中組さんの男の子が砂場で遊んでいました。見ると、「園長先生、チョコレートだよ!」と呼んでいます。行ってみると、なるほど!砂場のネットの跡が水気を含んだ砂の表面に、小さな編み目を作っていました。粒が細かくなめらかで、色だってそっくり。スコップで丁寧に表面を掬って遊んでいました。「遊びって、見立てが王道だな」と改めて思います。あるいは「自分なりのストーリーや解釈を乗せていく」ことだなと。大人が見れば、いや子どもが見たって、「本物ではない」ことは明らかです。でも、ストーリーを共有することで、本物のように扱うことができる。そのストーリーの幅、空想力のスケールの大きさが、「子どもらしさ」という事なのだろうと思います。チョコレートは男の子も大好きです。食べ過ぎはいけませんが、疲れた時などにちょっと食べると、何だか元気が出る食べ物ですね。