スキーの習得2012/03/25 18:50

 子ども達は春休みで、スキーに行っている子もいるだろうと思います。私が初めてスキーへ行ったのは、確か中学校卒業の時でしたから、それに比べて10年位前に始めていることになります。スキー場へ行くと、小さい子たちが「かっ飛んで」いるのを見かけます。あるいは「それしかできない」からなのかも知れませんが、結構な恐怖心と戦いながら足を踏ん張っている姿には、拍手を贈りたくなります。板をはくと、普段と全く違った歩き方になります。それこそ不自由。いくら歩こうとしても進まず、却ってバックしたりして…。でも、そんな試行錯誤の中から、子ども達は前に進み、自ら決意して滑り出し、なんとか目的地に向かいます。あまり理屈をこねなくても、短期間に身に付けてしまうのです。そう、多分大人より早く。「思い通りにならない事も多いけれど、できた喜びを知っているからくり返し挑戦する」。疲れたら休む。元気になったらまた挑戦。子ども達が何かを身に付けていく王道が、ここにも展開されていると感じました。