夫は○と思いなさい。って…2012/11/09 10:03

 幼稚園でも小学生対象に、火曜日行っている「はなまる学習会」。その主宰者である、高濱先生の著書です。文京区私立幼稚園PTA連合会でも以前お話いただいたことがありますが、「講演会に行かれない方のために」というスタートで書かれたのが、この本のようです。
 いやー面白い。語り口とかジェスチャーは入っていませんが、講演会の時よりも具体例が多く、非常に楽しめました。「はなまる」の宣伝をするつもりはないのですが、「ああ、この本で少し楽になるお母さん・お父さんもいるだろうなぁ」と感じます。
 振り返れば、2000年の宮川俊彦先生『ダディ・ストレス』の頃から、家族とか夫婦について色々心配というか考えていたんだな、と改めて気づかされます。もちろん、自分が渦中にあることも含めてですけれど。そういえば『夫が一番ストレスです』という本もあったっけ。でも、その辺りが統合されてきたのが、脳科学の黒川さんや高濱先生なのかなぁという感じです。世の中の「性差を認めない、認めちゃいけない」的な風潮が邪魔をしていると思いますが、「ああ、男ってそんなものなのね」的な諦観(ていかん)が、行き詰まり(息詰まり)を楽にしてくれるのだと思います。
 そういえば、仏教では家庭についての話もあります。「家では妻に実権を持たせるべし」とか。いずれにせよ、「他者理解が心の平穏を生む」ということでしょうか。納得とは違いますが、現実をそのまま受け止めるということですね。

 あら…アマゾンで「家庭生活」部門で第1位になってます~。黒川さんとの対談とか、ないかなぁ。

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