熱中時代2012/11/28 07:25

 今年、幼稚園では各学年に好みを聞いてパズルを大量に購入しました。クラス会などでお部屋に入られた時、気づいた方も多かったと思います。1ピースでも欠けてしまうとがっかり…な玩具ですので(稀に、気がつくとポケットに入ったまま帰宅してしまうこともあるそうです)若干躊躇したのですが、先生方も「無くならない・混ざらない」工夫を色々考えて、購入に至りました。年長組は「1年で1回できあがる」程度の大作に取り組んでいます。
 さて、タイミングがちょうど良かったのでしょう、子どもたちがそれぞれ取り組んでいる姿をよく見るようになりました。そんな中、あるクラスでは「先生が、”外へ行こう”って声を掛けるのに躊躇する位、集中してパズルで遊んでいました」との事。確かに、子どもたちが集中してい取り組んでいる姿には、なかなか迫力があります。
 しかし、幼稚園では「それでも、外へ行きますよ~」と声を掛けるケースがあります。きっと子どもが「えー、がっかり」と思うだろうな、と心の中で分かりつつ。それが集団で生活しているという事です。
 ですから、「集中して遊ぶ」のには時間の余裕が大切です。それは、ご家庭の方が適しているのは言うまでもありません。幼稚園でも短時間の集中は保障してあげられます(むしろ、切り替えを大切にしています)が、「パズルへの興味が強くなっていますから、機会が有ればご家庭でもやらせてあげてください」というサジェスチョンをするのが精一杯かな、と思います。夕方、日が落ちるのと寒くなるのが早まりました。「じっくり取り組む」系の遊びが似合う時期ですね。

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