お買い物ごっこ2010/11/18 14:29

 昨日はたんぽぽぐみさんと、そして今日は在園児での「お買い物ごっこ」が行われました。寒くなってきた今日この頃ですが、お日様も出て気持ちのいい時間になりました。  園だよりでも書かせていただきましたが、今年は原点回帰というか「廃材を中心にする」「コミュニケーションの場としてしっかり行う」ことを眼目に行いました。ですので、一つひとつの品物は、以前とはかなり違った様相だったと思います。しかし、子どもたちが作っているものは基本的に全てが「見立て遊び」ですから、リアリティーよりも遊びとしての、あるいはコミュニケーションとしての行事を重視した、ということです。上の学年では、売る物からその設計(サンプルを作ってきた子もあったそうです)、看板、名札など、「子どもたちが作り上げた!」感のとても強いものになりました。そして、「売れるということは、誰かが喜んで買ってくれること」という事を何となく伝えていくよう、教諭には指示をしました。1回の「お買い物」は正味10分程度(それで、売り切れになってしまうのです)だったのですが、その10分のコミュニケーション、さらに、それを使って遊ぶという2次的なもの、お家に帰ってから「こんなの買ったよ!」というご家族とのコミュニケーション、そんなものが全てひっくるまって「お買い物ごっこ」なのだろうと思います。どうぞ、お子さんとの「コミュニケーションのネタ」として、存分に活用していただきたいと思います。願わくば…この後も園内で「お買い物ごっこごっこ」があるといいなぁ、と密かに考えています。