「苦手」「やりたくない」をどう?2011/02/10 22:47

 先日、文京区私立幼稚園の教諭研究会(発表会)が開かれました。たくさんの幼稚園の先生が集まって、普段の保育を見直したり、日々の実践を報告しあったりしていました。その後10人位ずつのグループに分かれてディスカッションしていたのですが(園長は区立幼稚園の園長先生方と一緒のグループで「文京区の幼小連携」とか話していました)。そのディスカッションの中で、「苦手、をどう捉えるか」というテーマが出ていたそうです。先生方がどんな話しをしたのかは分かりませんが、幼稚園でも、家庭でも「なかなか乗り気がしない」様子というのは見られます。まぁ子どもですから、「苦手も何も、そんなに多くの経験をしていないでしょ!経験不足がら来るものでは?」という視線を持つことが大切なのだろうと思います。この辺りは園だより2月号にも書いたのですが、何をやっても経過。何をやっても「遊び」の子ども達です。私たちの方が「この子はこれが苦手だから」「これが嫌いだから」という視線を向けないことが大切なのではないでしょうか。見方(名付け)を固定してしまうことは、実体も引っ張ってしまうことにつながります。「遊び」を視点として捉える。改めて肝に銘じたいと思います。

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