卒園式を終えて2012/03/19 18:58

卒園式が終わると、幼稚園の年度は本当に終わりを告げます。この2時間ほどのために、沢山の準備をし、何度も練習し、そして沢山の人たちがお祝いしてくれました。子ども達は、まさに幼稚園という「おなか」から生まれ出て、独り立ちに向かって歩き出しました。まさしく新しい世界に向けての誕生であったと思います。一人ひとりが述べた「社会への宣言」、みんな力強かったですね。将来それが変わってもいいのです。変わっていく中で、きっと「何に」から「どんな」へ目を向けてくれるでしょうから…。何かの職業について、それでゴールではありません。その事によって周りの誰かが笑顔になる、幸せになる。願わくば、身近で大切な人が。そんな「一隅を照らす」人になる。それが本当のゴールだと思います。「主体的に社会をつくる」は幼稚園の標語ですが、一隅を照らす事は一隅を守ることでもあります。そうやって社会に開いた人間になっていって欲しいと切に願っています。幼稚園も「母校」です。どうぞいつでも、コンタクトしてきて下さいね。

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