みたままつり2008/07/10 21:30

今日は、お盆の行事、「み魂まつり」を行いました。ちょうど今朝、あるお母さんから、「娘に、お経は何をやっている物なの?って聞かれたんですけれど、答えられなかったんです。お坊さんは見たことがあるんですけれど…」というお話をいただいていたので、ヨシその事も触れてみようと思いました。  基本的には、「ご先祖様」の話ですから、お御堂とも共通する「ずーっと、「大事にする」という命の系譜が今のあなたたちにも受け継がれている」ということは話さなくてはなりません。あなたたちの親御さんがしてくれているように、歴代のご先祖様が、子ども達を大切にしてきてくれたから、今のあなたたちが居るのですよ…という事です。  そして、ご先祖様が「みんな元気にしているかな?どうかな?」を見に来るのが「お盆」。縁者が集まったりごちそうを食べる機会なんです。「我が家のお祭り」ということですね。家族の誰か一人を取り上げて祝う「お誕生日」ではなく、家族が共に暮らしていられること自身を喜ぶ機会だと思います。  そして、お経…。の前までで、相当時間を使ってしまいました。「お経、お坊さんが詠んでいるの聞いたことのある子もあるでしょう。あれはね、今先生が話したような事、仲良くできるといいなぁ、とかいったことを、早口で言っているんだよ」と説明してしまいました。早口…ゆっくり聞いてもピンとは来ませんでしょうね。読み下し文でないと。 普段は口にできないような大それた事も、お経にはあるのですが、漢文読み下しだとスイスイ口にできてしまうのは、それなりにイイ事だ、と思っています。 ともあれ、子ども達が「目の前には見えない」けれど、何となく大切にしなければならないんだ、と感じてくれたらば、まずは良かったのではないかと思います。

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