園庭の木2010/04/02 18:36

 幼稚園では昨日から、先生達が全員集合で、新年度の準備を始めています。その中で、園庭の整備も行われてきました。昨年度末に年長組が「卒園記念樹」として「姫リンゴ」を植えてくれたのですが、その他にも「どんぐり」「右近桜」が園庭に植えられました。右近桜は、旧の園舎の頃はお池の近くに植えてあったのですが、建築に伴いお墓に移転。だいぶ大きくなってきて復活しました。あまり花の数は多くないのですが、八重であること、色が珍しいこともあって、独特の華やかさを持っています。多分園内で最後に咲く桜だと思います。今から楽しみです!  そして園庭には、もう一つ変化…の予定…ですが、1学期の途中で、ということになります。

入園式2010/04/07 16:11

 本日は入園式が行われ、新しく50名近くの子ども達が幼稚園にやってきました。どの子も期待でワクワクした表情です。エプロンやカバンなど、「自分の!」と誇らしげにさえ感じます。

 そして、入園式でも、保護者の皆様のご理解があり、「式典」としての意味をしっかり表現できたと思います。その中でもお話しましたが、子どもの気持ちは保護者の気持ちの動きにつれて豊かになるものです。保護者が傍観者にならず、一緒に楽しむ気持ちで、園の生活を楽しんでいただきたいと思います。

 これからは「○○家」の子であると同時に、「明照幼稚園の子」でもあります。保護者の皆さんも、「明照幼稚園の保護者」の3年間が始まります。子どもにとっても、大人にとっても、人生の新たな地平が広がっています。幸せな人生を歩める人間に育ちますように。

最高の幸先2010/04/08 12:27

今日は、始業式と花まつりがありました。入園式を終えた子も、進級した子もみんな集合…そう、本当に、一人も欠けることなく、全員が集まりました。これは最高のスタートです。各クラスを廻って出席人数を確かめていくと…やった!全員出席だ! 「これは始業式でお話しなければ」と思ったのですが、つい忘れてしまいましたスミマセン…。なので、ここに書いておきます。

 今日は全員出席でした。とても嬉しいです!!

 ちなみに、昨年度は年間通じて2日のみ全員出席でした。新型インフルエンザがなければもっと違ったとは思うのですが…。まずは良かったよかった。

お花探しゲーム2010/04/14 19:08

 今日から、春のお花探しゲームが始まりました。もう随分長い間行ってきましたが、今年度は一つ工夫というか、進化をさせました。子ども達の持つ「見つけたよ!カード」なのですが、今回はそれぞれの写真を縮小して入れてみました。毎回大ボード前が大混乱になるのも避けられるし、終わった後もペラの植物紹介になると考えたのです(ただしトトロは秘密)。

 で、沢山刷ってあるのです。だから!だから! みんな遊びに来てね!!昨年度は紙が売り切れになる事もありました。今回は、売り切れになると直ぐには刷れないけれど、多くのみんなに楽しんで欲しいのです。やり始めれば楽しさはすぐ分かると思います。お待ちしていま〜す。

 今日は雨が降ってしまったので、日程を延長して月曜日も行います(2010.4.15追記)

桜が散って2010/04/21 10:39

 グローブジャングルの後ろにある八重桜が本格的に散り始めました。気づいた年長の男の子。真剣白刃取りのごとく、パチンと花びらを捉えました。お見事!見ていた周りの子たちも一緒にパチパチ。私も一緒にパチパチ。何とも不規則な飛び方で、男の子なら誰しも追いかけたくなる(男の子とは限らないですね…)花びらでした。今日は結構風もあるので、落ちた花びらが風に流されて行きます。まるで打ち寄せる波のよう。それを子どもに話したら、「ふーん」と感心?してくれました。桜が終わると、次の見所は通常「しゃが」なのですが、今年はすでに盛りを過ぎています…。野菜の苗も遅れているそうだし、天候不順は困りますぅ。

食料自給率2010/04/21 10:46

『日本は世界5位の農業大国』という本を読みました。びっくり!食育でも、マニフェストでも騒がれている「自給率40%」というのは、かなり恣意的な計算の結果なのですね。確かに、お総菜などで廃棄している量も分母に入っていたり(つまり率は下がる)、自家消費分は分子に入っていなかったり、カロリーベースといいながら他の調査の平均消費数とかなり隔たりがあったり…。今度の農家個別補償にしても、問題がありそうだなぁ、と感じました。生産調整しながら補償するとか単位あたりの収穫高とか、いろいろ「知らなかった」事が多いことに気づかされました。

 まずもって、廃棄食料を減らす。これは最も真っ当で子どもに伝えたい価値観として持っておくべきだ。それに改めて思い至りました。

はじめてのお御堂参り2010/04/26 13:15

今日は、初めてのお御堂参り。お話は定番の「ひとまね小猿」。年中組さん以上は、去年の初回にやった事を覚えている子も多かったようで、よく盛り上がりました。そしてびっくり!年少さんがちゃんと座れ、話を聞いてくれているのです!(びっくり、はかえって失礼かも)。普段と違う空気の流れているご本堂ですから、年によってはそれを察して泣き出す子もいるのに、です。手の合わせ方の見本を見せる年長さんも、しっかり自覚を持って行うことができ、ほんの2年と言ってしまえば短いのですが、その中での大きく成長した姿を見て貰うことができました。

 集中して話を聞け、内容理解(イメージできて)しているので、笑うところは笑う、暗転していく所は静かに見守る、といった舞台と客席との呼吸のあった「お話」になりました。願わくば、彼ら彼女らが、いつか弟や妹に、そして我が子にこの話を伝えてくれたら…と思ってしまいます。

元気におよげ 鯉のぼり2010/04/30 14:01

今日は幼稚園で「子どもの日」の集い。行事ではとても多いパターンなのですが、「ここまで大きくなった。ありがたいことだ」と、子どもの成長を喜び、感謝する日です。残念ながら本当の5日は連休に吸収されてしまって、存在感が薄くなっておりますが。

 ともあれ、今年も子ども達には鯉の話をしました。実際、大きな池の鯉たちは、下のプールから(滝で繋がっている)上のプールへ泳ぎ登った者が何匹もおります。(見たことがないのはとても残念ですが)。逆境と思っても、越えていくことができる。池の鯉は所詮、池から出られないのですが、本来の、自然の鯉は相当な範囲を移動することが可能なのですね。空を自由に泳ぐ鯉のぼり。その自由さ・力を子ども達にも手に入れて欲しいと思います。行事の中では、園庭の鯉と園長先生の背比べや、みんなで作った鯉のぼりのお披露目など、楽しんでいる表情が印象的でした。