いろいろと新登場2013/05/09 11:12

 今日は母の日の集い。子どもの日の集いから余り日を置かずの開催なのですが、「新しいこと」が2つありました。1つは常設プロジェクターの設置です。以前からの35mmポジフィルム(しかもロール…お父さんしか分からないでしょうけれど…)がいよいよ寿命を迎えてきたため、デジタルに転写しました。使っていた映写機さえ、骨董品に近い物でしたので、春休みから準備を進めてきたのです。色々な説明会や講演会でも活用できるだろうと期待しています。
 もう1つは、今年からの先生が司会やピアノの担当になっていること。160人くらいの子どもが一斉に注目を浴びせるのですから、私も昔はかなり圧力を感じていました…今は楽しいばかりですが…。そんな中でも落ち着いて司会をすることができました。「きっと、お母さん喜んでくれるね!」という核心にもしっかり触れ、為すべきことができたと思います。場がよく見えるようになると自らの個性も出てくるはず。この辺りは子どもと同じです。
 ともあれ、今日の集いをきっかけに、沢山の笑顔が生まれますように。

会ったことはなくても2013/05/02 18:43

今回いただいた本たち
 本の直接の紹介ではないのですが…。 幼稚園の図書コーナーには、ちょっと特別な本があるのです。それは、園長の友達が「子ども達のために」と寄贈してくれた本です。年に何回か、送ってきてくれますが、全部で30冊近くになりました。彼とは高校時代、3年間だけ一緒だったのですが、気がつけば細く長い付き合いで、もう30年にもなります。
 それぞれの人生を過ごす中で、彼自身に子どもはいないのですが、「子どものために、できること」と考えてくれたのです。
 彼と子ども達は、直接会ったことはありません。しかし、彼の選んだ本を読むとき、彼の願いや想いの一端が、子ども達に伝わっていくことを想像すると、その役に立てている私まで、何だか嬉しくなります。

あっ!と振り向きます2013/05/02 12:26

「はーい」の大きな声に思わず振り向く
 今日は子どもの日の集い。由来は軽くお話しますが、「みんなが元気でいると嬉しいなぁ」というシンプルな伝え方にしています。そして、司会の先生から「それぞれの作品」発表があります。年少さんから始まるのですが、「お庭に泳いでいる大きな鯉のぼり・新聞紙で作った兜は、誰のですか〜?」そして年長さんが一斉に手を挙げます。すると、周りの子たちは驚いて年長さんに振り返ります。「あんなに大きいの、作ったんだ!」その驚きと尊敬と…色々な表情です。きっと、その視線を受けた年長さんも誇らしかったことでしょう。
 年齢の差があるからこそ、驚きや喜びが起きやすいのだろうと思います。幼稚園ですから、「違い」を前提にした保育を展開していきたいと思います。

真剣かぶりつきで見てます2013/05/01 16:48

みんなで水やり
 今日は、昨日植えたトマトのところへ早速行って、みんなでお水をあげました。「大きくなーれ」の合唱が響きます。植えるのもそうでしたが、全員が一緒にできるわけではないので、担当の子に向けられる「やりたいなぁ」という視線をひしひしと感じます。
 子ども達は、周りの環境と一緒にシーンを覚えているので、早めに畑で見ることができて良かったです。行き来の道を「並んでいこうね」というのも、「みんなで見ようね」というのも実は遠足の下地になっているのが、この時期です。
 きっと子ども達も「やりたーい」という気持ちが盛り上がっていると思います。お家でも良かったらチャレンジしてみてくださいね。じっくり独り占めで見ていると、何か新しい発見があることでしょう。

専門家は専門家2013/04/30 14:01

 風が強くて、小雨が降ったり止んだりを繰り返す中でしたが、年少組・年中組の子ども達は「今年の野菜」植え付けをすることができました。年少さん予定の15分前に小雨が降り出し、「どうしようか…」と思ったのですが、畑とプランターという2段構えであったことを利用して、玄関で説明と実施をいたしました。
 説明して下さるのは「農業活動法人hototo」の、水上さんと本庄さん。今年1年間、幼稚園の畑アドバイザー的な立場で、色々ご指導いただきます。
 そちらのHPを見ると、「都会に住む人に向けて、週一回や月二回のペースで提供できることを」と考えているように見えます。農家の人たちが、都会を「消費地」としてのみ捉えているのではない、という点に有り難さを感じ、何かと相談させていただいています。
 「トマトは、じゃんじゃん水やっていいですよ。ただし、雨にはなるべく当たらないように」というアドバイスをいただき、今後子ども達も張り切って水やりしてくれると思います。夏休み頃には成果がでると思っていますが、これからも月一で見に来て下さるそうです。
 家庭菜園を楽しんでいる方、試行錯誤している方は保護者の皆様の中にも多いのではないかと思います。折角ご縁があるので、裏方だけでなく何か別の出番も作れないかしらと思案中。専門家と話していると、素朴な疑問をどんどん解決してくれて、気持ちいいですから。

真剣さが第一です。2013/04/24 11:29

防災ずきんも被りました
 今日は年度最初の避難訓練。地震の想定です。今は緊急地震速報が設置されていますからイザとなれば器械が対応するのかも知れませんが、細かい指示も考えられますし、今日は肉声での放送をしました。これ、園長も結構緊張するんです。マイクのスイッチを入れてから「あれ、今日は地震だったよな?」と思ったり。
 それはさておき、今日一緒に参加していたたんぽぽさんは感じられたと思いますが、「避難訓練は真剣さが第一」です。先生方の普段と違った雰囲気に驚かれた方もあったのではないでしょうか。まさに緊急事態を想定して行っているのですが、目に見える風景はいつもと変わりありません。先生達がしっかり緊張感を作らないことには、子ども達に「お喋りしない」と言っても効きませんよね。
 今日はビックリした子も多かったと思いますが、何度か繰り返すことで落ち着いて対応できるようになっていくといいと思います。まぁ、もちろん完全な対応は分かりませんが、精一杯、できる事をしていきたいと思います。

天まで届け こいのぼり2013/04/23 18:49

届け届け!
 子ども達も最近は新しい学年に慣れてきた感じがします。今日から年長組さんの作った鯉のぼりが、幼稚園の空を泳いでいます。小さい子たちは毎年、この「大きな鯉のぼり」を眺めつつ、「自分も作りたいナァ」と思っているのでしょうね。
 高いところに動く物があると飛びついてみたくなる。子猫もそうですが、子どももきっと同じです。届きそうで難しい、その絶妙な(?)長さに、つい笑みがこぼれます。まるで、鯉に掴まって空へ昇って行こう!という感じ。近くで見ると細かく手が入っている部分とかも見られますが、何ともほのぼのとした風景でした。

みんなでやってます2013/04/22 17:01

ゴザを丸める
 今日は年度最初のお御堂参り。年少さんはきっと「何だろう?どこだろう?」という状態だったと思いますが、年中さん・年長さんを見ていれば自然と振る舞い方が分かって、落ち着いていられたと思います。お話は初回の定番、「お猿のハンカチ遊び」。お祈りする時はしっかりと、お話を聞く時はゆったりと。笑い声も起き、姿勢を正そうという気持ちも見られ、とてもよいスタートを切れました。
 そして、小さい子たちがクラスへ戻ってから、年長さんは玄関のお片付けです。代々受け継がれている事ではありますが、年長さんたちが「自分達の仕事」として引き受けてくれているのは大変ありがたいと思います。
 お仕事も今日が初日。まだ勝手が分からないけれど、やる気は十分です。「ゴザを丸めよう!」…っと、両側から巻き始めてみました。うーん、うまく行かない。お互い話し合って、うまく収納できたようです。ありがとうございました。これからもよろしくね。

やるなぁ!2013/04/19 11:53

注目の中、やったぜ!
 今日は、年度かわって最初の体操です。大年先生にお越し戴いて、年中さんと年長さんは張り切って体操。年少さんは見学させてもらい、体操服や活動への期待を高めました。
 年中組がそろそろ終わる時間帯、4月から入園して来た子達が集められました。そして、お友達の注目の中、それぞれが立派に鉄棒を回りました! 今年から入園してきた子達は、それぞれの「年少組」を過ごしてきた訳ですから、クラス全体・学年全体として見れば当然ばらつきがあります。その中でしっかり存在を知らしめる。もちろん、「出来ることをやってみせる」形で、です。「挨拶代わり」というと何か青春漫画っぽいですが、こういうことを通じてクラスの一員として馴染んでいくのだろうな…と思いました。

好きだから2013/04/16 20:13

去年の夏はほてい草が咲きました。
 今、幼稚園の池には大量のオタマジャクシが泳いでいます。つまり、大量の子ども達が引きつけられて池をのぞき込んでいます。すると必然的に…池ポチャする子がたくさんいます。
 先生の日誌に、「今日は池に落ちる子が多かった。けれど、着替えるとすぐに”行ってきまーす”と、また池の方へ走っていく。子ども達はオタマジャクシが大好きなんだなぁ、と改めて感じた。」という事が書いてありました。「好き」という事の本質が見事に捉えられています。「危ないから」はもちろん正解。理屈はそうです。でも、そんな事と違う次元の力で引き寄せられる。これがエネルギーというものではないでしょうか。「好き!」という事が最大限できる、そんな環境を作ってあげたいと思います。いずれ、この力が必要となる日が必ず来るのですから。