お弔い2009/09/14 09:49

日射しのあたる中にも、風の涼しさが秋の訪れを告げています。そして、園内の生き物たちも交代が進んでいきます。今日、植木鉢に水やりをしていたら、ちょっと光るものが置かれていました。よく見るとアブラゼミでした。羽の欠け方からして、金曜日に落ちていた奴でしょう。 誰か分かりませんが、単に「隠した」のではなく、何となく丁寧に「弔った」という感じを受けました。置かれ方が綺麗だったからです。 落ちている蝉全部を葬ろうと思ったら大変ですが、道に落ちっぱなしにして晒すのは可哀想だ、という感覚が子ども達の中に生まれていたとしたら、有り難いことです。